桂ざこば

落語家でもありタレントとしても活躍されている桂ざこばさん。吃音者でありながら落語家というのはすごい事ですが、ざこばさんの場合は克服したというよりそれを逆手にとって芸風にしているといっていいでしょう。

桂ざこばさんのプロフィール

  • 1947年生:大阪府大阪市出身
  • 小学校2年生の時、両親が離婚。父親に引き取られたが、その3ヶ月後に父親が自殺
  • 1963年:中学卒業後、桂米朝氏に弟子入り
  • 1985年:「上方お笑い大賞」金賞受賞
  • 1988年:2代目「桂ざこば」を襲名
  • 1992年:「上方お笑い大賞」大賞受賞
  • 1994年:上方落語協会を脱退(2004年に復帰)
  • 2017年:芸術選奨文部科学大臣賞受賞

桂ざこばさんと吃音

桂ざこばさんは、小学校2年生に両親の離婚と引き取られた父親の自殺という壮絶な体験をされています。ざこばさんがいつ吃音を発症したのかは定かではありませんが、この大きな体験がその後に影響したのは想像に難くありません。
ざこばさんの場合、吃音克服のために落語家を目指した訳ではなく、師匠である桂米朝さんの芸に惚れ込んだからだそうです。

当然きつい稽古を積んできたものとは思いますが、ざこばさんの特徴は吃音を隠すのではなく、それを芸風にしている事ではないでしょうか?実際、ネタの中でも吃音が出てしまう場面もありますが、それを含めて早口でまくし立てるように話すのがざこばさんの味とも感じます。

タレントとしては、この早口で歯に衣着せぬ発言が人気となっています。ざこばさんが全国的に有名になったのは、「ウィークエンダー」での「テレビ三面記事」のレポーターとしての出演でしたが、ここでのざこばさんの話し方はインパクトがあるものでした。

このように、吃音を治したり克服するのではなく、自分の個性として捉えるという発想の転換も時として必要です。

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