村田喜代子

芥川賞を始め、数々の賞を受章している小説家の村田喜代子さん。村田さんはものごころつく前から吃音を抱え、現在でも治っていないそうです。村田さんと吃音の関係を調べてみると、治すのではなくどう付き合っていくかという点で参考になります。

村田喜代子さんプロフィール

  • 1945年生:福岡県八幡市(現在の北九州市八幡西区)出身
  • 1977年:「水中の声」で第7回九州芸術祭文学賞最優秀作を受賞
  • 1987年:「鍋の中」で第97回芥川賞を受賞
  • 1990年:「白い山」で女流文学賞
  • 1997年:「蟹女」で紫式部文学賞
  • 1998年:「望潮」で川端康成文学賞
  • 2007年:紫綬褒章を受章
  • 2016年:旭日小綬章を受章

村田喜代子さんと吃音

村田さんのお母さんは、村田さんを妊娠している最中に離婚し、戸籍上は祖父母が父母となっていたそうです。また、市役所のミスで一年早く入学通知が来たため、何と5歳で小学校に入学したという珍しい経歴を持っています。村田さんの叔父が吃音者だった影響もあり、ものごころつく前から吃音を抱えていたそうです。自分の名前が言えなかったり、先生に申告するテストの点数が言えなかったりなど、小中学校時代は吃音に苦しんできたそうです。
大人になっても改善した訳ではなく、小説家になってからも言いにくい名前の編集長に電話をかけるときは友達に言ってもらっているそうです。決して改善した訳ではありませんが、大人になってからは吃音で悩むことはなくなってきたそうです。吃音に関する講演などにも参加さてていて、吃音者の支援にも積極的です。
吃音を無理に治そうとせず、うまく付き合っていくという発想の転換はとても参考になります。

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