元TBSアナウンサーの川田亜子さん。残念ながら2008年に29歳という若さで自殺されてしまいました。川田さんも吃音症を抱えながらアナウンサーになった人として有名です。
すでに亡くなられてから時間がたっているため詳細な情報がありませんが、吃音を克服するためにトレーニングを積んだようです。アナウンサーになるという夢を実現するためにかなりの努力をされたようですね。

川田亜子さんプロフィール

  • 1979年生:石川県金沢市出身
  • 金沢大学附属小学校・金沢大学附属中学校卒業
  • 2001年:ニューヨーク滞在中にアメリカ同時多発テロ事件発生。WTC事件を目撃
  • 2002年:白百合女子大学文学部卒業
  • 2002年: TBSにアナウンサーとして入社。同年「いちばん!」のキャスターでTVデビュー
  • 2003年:「爆笑問題のバク天!」アシスタント
  • 2004年:「青木さやか・美人の素」「ウォッチ!」「儲かりマンデー!!」「Goro’s Bar」出演
  • 2005年:「BODY」「ネプベガス」「E娘!」出演
  • 2006年:「人間!これでいいのだ」「ネプ理科」等に出演
  • 2007年:TBS退社。フリーアナウンサー転身
  • 2007年:テレビ朝日「サタデースクランブル」報道キャスター
  • 2008年:路上に駐車していた車内で練炭自殺。29歳

川田亜子さんと吃音

川田さんの経歴を振り返ると、テレビで見ていた姿とは裏腹にかなり不遇の人生だったと言えます。
2001年の大学生時代、ニューヨークに滞在していた際、911の同時多発テロに遭遇し、何とワールドトレードセンタービルが崩壊するのを生で目撃したそうです。また、2007年にはたまたま帰省していた金沢で能登半島地震にも遭遇してしまったそうです。アナウンサーとしては、新人時代からさまざまな番組に抜擢され、バラエティでも活躍されていた反面、自身はキャスターやジャーナリスト志望だったこともあり、ギャップに悩んでいたようです。2007年にフリーアナウンサーへの転身後は、仕事面でもあまりうまくいっていなかったようで恋愛関係のトラブルもあったようです。
自殺される前には、ブログで悩みを綴るようになり、周囲からは心配する声も上がっていました。その中で、「先週から口が回らなく、どうしたものかと悩んでおりました。普段から喋りがなめらかとは言えない私にとっても心配であり、不安が押し寄せてきます。特に心あたりもなく(中略)人生は無常ですね」
という一節もありました。トレーニングで克服した吃音も、自殺するほどの悩みを抱えてしまい再発してしまったのかもしれません。
川田さんの例から言えることは、まず同時多発テロや能登半島地震などの大きなトラウマ体験があり、その上に仕事のストレスが重なり、更に恋愛などのプライベートでの問題が重なって、克服したはずの吃音が再発してしまったということです。このうちのどれか1つでも軽減されていれば結果は変わっていたかもしれませんし、逆に原因は1つではなく複数の要素が重なっていたという事でもあります。いずれにしても精神的な要素が吃音には大きく影響し、再発させたり悪化させたるするということが言えるでしょう。

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