姜尚中

政治学者で作家でもあり、東京大学名誉教授でもある姜尚中さん。「朝まで生テレビ」など、テレビ出演も多く、柔らかく冷静なものごしが印象的です。姜尚中さんは高校生の頃、吃音を発症した過去を持っています。

姜尚中さんプロフィール

  • 1950年生:熊本県熊本市出身
  • 1974年:早稲田大学政治経済学部卒業
  • 1979年:早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了
  • 1998年:東京大学社会情報研究所助教授
  • 2004年:東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授
  • 2010年:東京大学大学院情報学環教授 兼 現代韓国研究センター長
  • 2013年:聖学院大学全学教授に就任
  • 2013年:東京大学名誉教授
  • 2014年:聖学院大学学長就任
  • 2015年:聖学院大学学長辞任

姜尚中さんと吃音

姜尚中さんは、在日韓国人ということを隠され、「永野鉄男」として育ちました。しかし、高校生の頃、その事や在日韓国人というご自身のアイデンティティに悩み、その結果吃音を発症した過去を持っています。特に母音で始まる言葉が出ず、朗読の際などには途方に暮れてしまったそうです。
その時の状態を、後の著書で「ちょうど水に潜って、水面が上のほうに見えているような感じです。水面が見えているのにどうしても浮かび上がっていけず、息が苦しくてしかたがない、そんな息が詰まる感じです。」と語っています。そして、吃音だけでなく内向的で人見知りをする性格になってしまったということでした。
姜尚中さんの場合、ご自身の出生に関連する悩みや不安から思春期うつ病を発症し、その症状の1つとして吃音の症状が表れてしまったようです。その後、22歳の頃に韓国名である姜尚中を名乗るようになりました。
現在では吃音であった事を感じないだけでなく、まるで悟りを開いたような話し方をされていますが、それは青年時代の悩みがあり、それを乗り越えたからなのかもしれません。

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