大江健三郎

芥川賞作家であり、ノーベル文学賞受賞者でもある大江健三郎さん。日本屈指の小説家であるのは言うまでもありません。このような大江さんも吃音に悩まされていた過去を持ってたようです。

大江健三郎さんプロフィール

  • 1935年生:愛媛県出身
  • 1954年:東京大学入学
  • 1958年:「飼育」で第39回芥川賞を23歳で受賞(当時最年少タイ)
  • 1959年:東京大学卒業
  • 1967年:「万延元年のフットボール」で谷崎潤一郎賞を受賞(最年少受賞)
  • 1994年:ノーベル文学賞受賞

大江健三郎さんと吃音

大江さんは小学校5年生の時に終戦を迎え、その翌年に新憲法が施行されました。この時、「戦後民主主義」に出会い、以後の大江さんの思想に大きな影響を与えました。
高校ではいじめにあい、そのために転校を経験しています。詳細な理由は定かではありませんが、吃音に理解がなかった時代ですので、もしかすると吃音もその原因の1つだったのかもしれません。
大江さんの吃音は大人になっても続いていたようで、周囲の方かたのコメントが多数残っています。大江さん自身は「吃音者」というレッテルを貼られることに抵抗があったようですが、大江さんと親交のあった作曲家の武満徹氏は、「大江さんの言葉はどもるからこそ意味を持ち重みがある」というようなコメントを残しています。
小説家としてだけでなく、政治的思想信条の強かったことでも有名な大江さんですが、思いが強かったからこそ吃音がでてしまうのかもしれません。だからこそ思いが伝わるという事もあるようです。

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