「どもり」「吃音」の意味とその対処法

「どもり」という言葉は最近メディアではほとんど扱われなくなってきました。若い方の中には「どもり」という言葉の意味が分からない方も少なくありません。そこで、この「どもり」「どもる」という言葉の意味について考えてみます。

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「どもり」とは?

まず、一般的なイメージの「どもり」では、言葉を発する際に先頭の音を繰り返してしまう癖のあることを指します。例えば「お、お、お、お、おはようございます」「こ、こ、こ、こ、こんにちは」というような感じです。一度はこのような話し方をする方に接したことはあるでしょう。身内にこのような方がいる方も少なくないはずです。このページをご覧になっている方の多くは、ご自身が悩んでいたり、お子様がこのような症状を抱えているという方が多いのではないでしょうか?
しかし、最近では「どもり」という言葉はほとんど使われなくなっています。これは、「どもり」という言葉自体が差別用語として認識されてきているためです。

  • 目が見えない人→「めくら」
  • 耳が聞こえない人→「つんぼ」
  • 身体障害者→「かたわ」

などが差別用語になって使用が制限されていることはご存知だと思いますが、「どもり」もこれと同じように差別用語という認識が定着してきました。そのため、新聞やテレビなどのマスメディアでは放送禁止用語扱いになっています。そこで、近年その代わりにつかわれているのが「吃音」です。

「吃音」とは?

前述のように「どもり」に代わって近年使われているのが「吃音」です。しかし、「吃音」には「どもり」より幅の広い症状が含まれます。「吃音」では、大きく分けて3つのタイプに分類されます。

連声型

単音や単語の一部を連発して繰り返し発音するタイプ
例)「お、お、お、お、お、おはようございます」

伸発型

最初の単音を長く伸ばして発音するタイプ
例)「おーーーーはようございます」

無声型

最初の単音が発せられず詰まってしまうタイプ
例)「・・・・・・・・おはようございます」
このように、「どもり」は連声型の吃音ととらえることができますが、「吃音」という言葉の意味にはそれ意外の症状も含まれます。

「どもり」「吃音」の対処法

「どもり」にしても「吃音」にしても、その症状や重さ、原因などはさまざまです。しかし、それを分析して正しい対処を行うことで改善することは可能です。
例えば、「あ行が苦手な人」「た行が苦手な人」など、苦手な音が決まっている傾向がある方もいます。このような場合、装飾詞を付けて苦手が音で始まらないように話す訓練をするだけで改善します。
苦手な人や偉い人の前で話す場合、知らずに呼吸が浅くなって息継ぎできなくなってしまう方もいます。この場合、意識的に話す前に息を吸い込んだり、息継ぎをするタイミングを工夫するだけで改善することもあります。
今後、このような改善策をいろいろ考えていきたいと思います。

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